YURINA TABI 🌻

#旅#教育#子ども#音楽#人#カメラ#27歳#女子#幼稚園教諭#世界一周 

1ヶ月を終えて

フィリピンに来て1ヶ月が経ちました!

 

早かったような、遅かったような...

 

勉強した分次の日に活かせるから

楽しかったり、急には伸びないから

焦ったり苦しかったり。

 

でも、友だちができたことが

少しずつ生活を楽しくしていって

くれたなぁと思います(´・-・。)

 

来る前は、

友だちできるかなと不安だったりもして

もしできなくても勉強しに行くんだしいいか!

と思っていましたが、

友だちができた方がずっと

英語の勉強にもなることを実感しました。

 

とにかく来たばかりの頃から

同期のななほ(19)まりん(21)

と過ごすことが多くて、特にななほとは

ひたすら英語で語り尽くす日々でした。

 

“絶対に日本語を使わない”

というのが私たちのモットーで

分からない単語があれば調べながら

とにかくたくさん話しました。

 

最初はこれが大変だった...!

 

本来日本語で何も困らず話せる相手と

英語で話す...

 

主に私が授業で話したことを

もう一度ななほに話して

それがちゃんとななほに伝わるかどうか

ということから始まりました。

 

私の英語がへんちくりんでも

先生たちは理解してくれちゃうこともあり、

もう一度ななほに話すことで

ちゃんとした言い方に直せたり、

 

先生たちのリアクションを話すことで

文化の違いを共有できることは

すごく面白かったし、

もっと話したい気持ちにもなりました。

 

2週目くらいから

私の参考書を会話の中でも使い出して、

“今日はこの文法を使って話す”

というのを決めて会話したりもしてました。

 

ななほは私よりずっと英語ができるので

すごく勉強になったし

私の英語に付き合ってもらって

ありがたかったなぁ(T ^ T)

 

そして

 

2週に1度のペースで

生徒の入れ替わりがあるので

3週目からまた新たな友だちも増えました。

 

みんな積極的に

いろいろな人と話に行くのがすごいところで、

食堂に行けばいろんな人と挨拶して、

一緒にご飯食べてまた友だちが増えたり、

その波に乗っかって、

あまり積極的にいけない私にも

ちゃんと友だちができました。

 

そのうちの1人に

「どうやって英語勉強してるの?」

と聞いて返ってきた方法が

TEDというスピーチ番組でした。

 

インターネット上で見ることができます。

 

彼はこれを繰り返し聴きながら

自分の中に表現の仕方を入れていくんだとか。

 

「俺は英語はtoolだと思ってるから

覚えるんじゃなくて、toolとして

何かを介して勉強したいと思ってる。」

 

って言った彼の言葉は

かなり私に刺さりました。

 

私もよく

「英語は会話のための道具にすぎない」と

友だちと話してきましたが、

その考えを勉強法に活かせていなかった。

 

知らず知らずのうちに私の英語も

“覚える英語” になっていたなー、と。

 

子どもの頃から

英語の授業があったにも関わらず

こんなに話せないのは、ただ覚えただけで

道具として使ってこなかったからだ

というのを思い出しました。

 

こうやっていろんな人の言葉に

気づかされながら、勉強法を模索してきた

1ヶ月だったなぁと思います。

 

そして、もう1つ痛感したのは、

日本という国をよく知らないということ。

 

これは日本人の中でもよく話題になります。

 

ディスカッションする機会が多い1日の中で

英語が話せないだけではなく、

たとえ日本語を使ったとしても

それに対する考えの述べるのは難しいな

と思うことが増えました。

 

「私の国はこんな歴史でこんな今があるの」

「私の国にはこんな法律があって、

それに対して私はこう思うの」

「日本国民に1番

影響を与えた日本人って誰?」

「あなたの人生のゴールは何?」

 

例えばこんな感じ...

 

過ごしてきて分かったことは

こっちの人はこういうディスカッションを

気軽によくしているし、自分の国について

よく語り合っているということ。

 

選挙に行かない若者が多い日本とは

意識がまるで違うし、

 

それぞれが自分の国を大切に思って、

国の将来を考えていました。

 

私もどちらかといえばこういう話を

永遠としてるのが好きだったりするけど

浅すぎた...というのが感想です。

 

今の日本と韓国の関係についてどう思うか

ホームレスについてどう思うか

テロがたくさんある世の中で

それに対しての考えや思い

もし他国が自国を攻めてきたとしたら

どうしたいか

第3次世界大戦が始まったらどうするか

 

などなど...。

 

平和ボケしてる場合ではない

と思ったのが感想です。

 

生徒の中には、日本人でも

今の生活について深く考えてる人はいて、

日本は災害が多すぎて安心して暮らせないから

オーストラリアに移住したい

とか

奨学金がたくさんあるから、

日本より高い給料のところで働いて

早く返したいとか

日本ならではの弱点もたくさん聞いたりして

 

自分の国について、自分の考えについて

日常的に“考える” “語り合う”ということは

とても大切だなと思いました。

 

それに、こういう話をたくさんしてると

日本だけではない文化の違いを知ったり、

もっと知りたいから英語が必要!と思えたり

 

“英語を使いたいきっかけ”を作る教育って

とても大切だなとも思いました。

 

私は真面目に勉強してこなかったので

歴史も何も詳しくなかったりして、

もし今の感覚を幼い頃から持っていたら

勉強に向かう気持ちも

違ったのかなと思ったりします。

 

私の勉強は

ただテストを乗り越えるためだけの

勉強だったので。

 

こっちの

学期は1ヶ月ごとなので、

これで1学期終了。

 

来学期からは新しいレベルのクラス、

新しい先生になります。

 

この1ヶ月、何も分からない私に

たくさん教えてくれた先生と友だちに感謝して

来学期も頑張ろうと思います。

 

残り6週間!!!